レッツゴー松本!
松本に行ってきました。目的はただ電車に乗りたいのと、思い出の地をめぐることでした。
多感な頃一時期松本に住んでおり、まぁそれほど遠いところではないのでちょくちょく来てるんですけど、昔住んでた周辺を見て廻るのは住んでた頃以来でした。
とりあえずケッタを駅周辺で借りて、まずは市内を流れる女鳥羽川に沿って北上。
松本盆地ならではの山の近さや風の爽やかさが当時と変わらなくて懐かしい。あれだけ昔はチャリで色々行ってたのに土地勘がずいぶん無くなってました。女鳥羽川はそんなでかい川では無く、町の中心を流れる川で、上流の川原で楽器練習したことも思い出しました。先輩の家でみんなでご飯食べたりしたなぁ。
とりあえず行ったのがバイトしていた食堂。
2時ぐらいにいったんでもう何も食べれないと思っていたけど、おばちゃんがカレーならあるよ、といってくれたんで食べました、一杯230円。自分が皿洗いしていた大きい業務用の食洗機がまだあった。いくつかの建物が新しくなってたけど自分が一番出入していたぼろ小屋はまだありました。どうも当時と同じ目的の用途では利用されてない感じでしたが、まぁ本当に何の手入れもされていなくて自分にとっては変わらない建物にあえてうれしかったです。
それから住んでたアパートへ。松本は盆地なんで松本駅周辺が低くて、すり鉢上になっているから、駅からはなれるほど上り坂なんです。当時のアパートへの道も登り。
きつかった。(まだ筋肉痛になっていないのでいつ痛くなるか不安。)アパートは少し改装したみたいでしたが、基本的に変わってない感じ。廻りも住宅街なんで当時とそれほど変化無し。あぁでも坂道からの景色とか本当に懐かしい。そうだ「手にした宝石」という曲の歌詞はここで過ごしたことを一部取り入れてます。
それからなぜか自動車教習所を目指しましたが、よく地図をみてたら町の中に移転してました。そりゃそうだよなぁ、当時山の麓のへんな所にあったもんなぁ。まぁそこを目指してみたもののさっぱり特定できず断念。だけどその道中の変な建物とか、ラブホテルは良く覚えてました、おーあったあった、と。
それから松本民芸館へ。
松本だけではなく全国、もしく世界中の民芸品が展示してあります。それらも良かったけど、建物が良かったです。土壁の建物特有の涼しさ、窓が少なく程よい暗さ加減、振り子時計の音、風に揺れる庭の木、田んぼの波打つ稲。これらを一度に感じて柔らかい肌触りの木の椅子に座るとしばらく立ちたくなかったです。あ〜住みたい、こんな家を作りたい。あとここの梁の太さは尋常じゃなかったです。今造ったら億かなぁ。材料が手に入らないですね多分。
名残惜しんで、ちゃりんこ返却の時刻もせまってたので、とりあえず松本城へ。
相変わらず黒かったなぁ松本城。天守閣20分待ちでした、行きませんでしたけど。もう何回か登ってるんで松本城は外から眺めるだけで十分。
で時間になったのでチャリを返して、なわて通りへ。
なわて通りは松本城から南に下った、女鳥羽川沿いの商店通り、といってもこじんまりとした店ばかりで、それがまた良い雰囲気をかもしています。昔ここで印鑑買ったなぁ、と思ってまだその店あるかなぁと探してみましたが無かったです。なんか食べ物関係の店が多くなったような気がしました。
町の中は昔と比べて、かなり道が整備されてました。もともと古い城下町なんで昔は道が狭かったんです、所々まだ狭いんですけど。松本城周辺及びちょっと南の繁華街はかなり良くなってました。まぁでも綺麗すぎるかなぁ。そういえば今気づいたけど中町通り(白壁土蔵造りの立ち並ぶ通り。)なんてきれいなとこ昔あったっけか?昔の記憶にっさっぱり無い。あんまりお金かかるところへは行かなかったからかなぁ。昔と比べて凄く観光地っぽくなりましたね、実際観光客らしき人多かったしなぁ。
あぁでもやっぱり松本はいい所です。